電撃退職の元関脇・豊ノ島がタレント転身を発表 直筆で「タレント豊ノ島としてこの世界の横綱を目指す」

[ 2023年1月4日 17:37 ]

元豊ノ島の井筒親方
Photo By スポニチ

 元関脇・豊ノ島の井筒親方(39=時津風部屋)が4日、自身のインスタグラムを更新。直筆メッセージでタレントに転身することを報告した。この日、日本相撲協会から退職が発表されていた。

 「本日は皆さんにご報告があります。私、梶原大樹は本日付で、日本相撲協会を卒業させていただくことになりました。これからはタレント『豊ノ島』として活動させていただきます」と報告。「先ほど、日本相撲協会に退職届を提出し、受け取っていただきました。2020年三月場所を最後に現役を引退しました。その時に、相撲界の外の方から何度かお声がけをいただき、親方としてではなく、タレントとして相撲を応援する方法もあるんじゃないか?豊ノ島だったらそれが出来る。と言っていただきました。ですが、その時は親方として、力士を育てていきたいと思っていたのですが、今年私も40歳になる年を迎えます。お世話になった日本相撲協会を離れ、外からと豊ノ島として、相撲界を応援し、盛り上げていきたいなと思っております」とタレント転身に至った経緯と理由を説明した。

 さらに、相撲界への感謝の言葉を示した豊ノ島は「ここからは、個人事務所『オフィス豊ノ島』を立ち上げて、タレント豊ノ島としてこの世界の横綱を目指して頑張りますので応援よろしくお願いいたします」とつづった。「みなさん!!タレント豊ノ島として、これから様々なお仕事に挑戦させていただきたいと思います。お仕事のメディア出演、イベント出演、講演などなど、ご依頼がありましたら…」とし、インスタのDMかメールアドレスを併記し「ご連絡ください!頑張ってまいりますので!よろしくお願いします 豊ノ島」と直筆の手紙の画像を添付して決意をのべた。

 豊ノ島は20年4月に現役を引退し、年寄名跡「井筒」を借株として襲名。先代・井筒親方の元関脇・逆鉾(故人)の遺族が株を所有していた。井筒親方は現役時代、身長1メートル68の小兵ながら三賞10回、金星4個と幕内上位で活躍し、三役を13場所務めた。現役時代から軽妙なトークでバラエティー番組でも活躍。引退後は時津風部屋で部屋付き親方として後進の指導に当たっていた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月4日のニュース