青学大・原監督 生出演で語る 箱根駅伝「未来永劫」の全国化求める「英断をしてほしい」

[ 2023年1月4日 13:56 ]

青学大・原監督
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 青山学院大陸上部の原晋監督(55)が4日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に生出演。全国の大学に門戸が開放される来年の「箱根駅伝第100回記念大会」以降についても、永続的な「全国化」を求めた。

 記念の次回大会は、今年秋に開催される予選会の参加資格が従来の「関東学生陸上競技連盟男子登録者」から「日本学生陸上競技連合男子登録者」に変更され、予選会を勝ち抜けば、2024年1月2、3日の本戦に参加することができる。しかしながら、関東と関東以外の地域の大学の実力差は大きいとみられ、原監督も「昨年、発表されましたので、選手をまずはスカウトして、強化して、その時間があまりにも少ないかな…というところなんですよね」と見解を示す。

 箱根駅伝の「全国化」については「100回大会だけでなく、今後、未来永劫、全国化することによって、陸上界のすそ野が広がる」との持論で、従来から賛成の立場。「サッカーや野球じゃない。そこに身体能力の高い選手が行くのではなく、箱根を目指す多くの若者が全国から育つ。そういう文化が、結果として日本長距離化の発展になると思いますので、ぜひ関東学連(関東学生陸上競技連盟)としては100回大会以降も、全国化を続ける英断をしてほしい」と熱い思いを投げかけていた。

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2023年1月4日のニュース