東海大大阪仰星、連覇の夢散る 報徳学園に悔し逆転負け…湯浅監督「僕の指導が足りなかった」

[ 2023年1月4日 06:00 ]

全国高校ラグビー大会準々決勝   東海大大阪仰星21―31報徳学園 ( 2023年1月3日    花園ラグビー場 )

<東海大大阪仰星・報徳学園>前半、報徳学園の堅い守りに前身を阻まれる東海大大阪仰星・西川(撮影・大森 寛明)
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 過去6度の優勝を誇る名門でも初めての花園連覇への壁は分厚く高かった。東海大大阪仰星は前半11分までに2トライなどで14点をリードしながら報徳学園の猛反撃をしのげなかった。フランカーの松沼主将はおえつをこらえられない。「(チームが)していない連覇を達成したいと思っていました。優勝の景色を今の仲間と見たいと…。悔しいです」

 前半終了間際に追い付かれ、10点を追う後半26分は敵陣ゴール前5メートルまで攻め込んだ。しかしSH高が出したパスをインターセプトされ、ダメ押しトライを奪われた。同ロスタイムに途中出場したフッカーの前田が意地のトライを決めただけに痛恨だった。湯浅大智監督は「今年の色で、どう勝つかという時に僕の指導が足りなかった」と偉業に挑んだ選手をかばった。

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2023年1月4日のニュース