駒大3冠達成「箱根駅伝」 瞬間最高は35・0% 駒大フィニッシュの瞬間に視線集まる 歴代で高視聴率

[ 2023年1月4日 09:10 ]

<第99回箱根駅伝・復路ゴール>総合1位でゴールする駒大・青柿(撮影・藤山 由理)
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 年始恒例の日本テレビ「第99回箱根駅伝」の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は2日の往路(前7・50~後2・05)が27・5%、3日の復路(前7・50~後2・18)が29・6%、往復の平均が28・6%だったことが4日、分かった。

 往路は歴代11位タイ、復路は歴代6位、往復は歴代6位の数字だった。

 個人視聴率(1997年第73回以降のデータ)は往路16・7%、復路17・9%、往復17・3%。往路・復路・往復平均ともに歴代3位の数字だった。

 昨年の世帯視聴率は、2日の往路が26・2%、3日の復路が28・4%、往復の平均が27・3%で、往路は歴代21位、復路は歴代13位タイ、往復は歴代17位タイの数字だった。一昨年はコロナ禍で応援を沿道自粛していたこともあり、2日の往路が31・0%、3日の復路が33・7%、往復の平均が32・3%で、往路、復路、往復平均とも、いずれも歴代最高だった。

 世帯瞬間最高視聴率は往路で午後9時4分に記録した31・9%で、1区鶴見中継所に18位で立教大学、19位で東海大学が入る場面でマーク。復路は午前13時24分に記録した35・0%で、駒澤大学が総合優勝でフィニッシュする場面だった。

 個人瞬間最高視聴率は往路で午後12時56分、57分、59分に記録した19・5%で、それぞれ5区に小涌園手前で城西大学(区間賞ペース)が明治大学を抜いて11位に順位を上げた場面、小涌園前を7位で創価大学が通過していく場面、小涌園前を12位で明治大学が通過していく場面でマーク。復路は21・8%で、午後13時24分世帯視聴率と全く同じ駒澤大学のフィニッシュの瞬間で記録した。

 レースは今季の出雲、全日本を制した駒大が、2年ぶり8度目の総合優勝を飾り、同大としては初、史上5校目の3冠を達成。往路、復路も制し、完全優勝を達成した。史上最多14度の総合優勝を誇る中大が、総合2位に入った。3位以内に入るのは01年大会3位以来、22年ぶり。昨年優勝の青学大は総合3位で往路3位からの逆転はならなかった。

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