あと60メートル、16秒…20位専大 9区で無念の繰り上げ 19位国士舘大・小川監督「私の責任」

[ 2023年1月4日 05:13 ]

第99回東京箱根間往復大学駅伝 復路 ( 2023年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間109・6キロ )

専大9区・南(左奥)が中継所に迫るも繰り上げスタートを切る(手前左から)関東学生連合・貝川、国士舘大・川勝、専大・小島(撮影・村上 大輔)
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 トップ通過から20分以上経過で行われる繰り上げスタートの悲劇は、今大会も起きた。8区と9区をつなぐ戸塚中継所で関東学連が、そして9区と10区の鶴見中継所では専大、国士舘大も憂き目にあい、たすきをつなぐことができなかった。特に専大の9区・南は10区の小島(ともに4年)が見えていた約60メートル手前で号砲。16秒届かず、ゴール後はおえつを漏らした。

 専大の長谷川淳監督(38)は「全体のタイムなので、南にはかわいそうなことをした」と選手をかばい、「たすきをつなげるのが当たり前のレベルに持っていかなくては」と話した。国士舘大の小川博之監督(44)は「6区でつまずいて立て直しができないまま終わってしまった。流れを変えられる選手を育てられなかった私の責任」と厳しい表情だった。

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2023年1月4日のニュース