法大が日大下し開幕2連勝 SH小山田裕悟が2トライ「やり切ることができた」 関東大学ラグビー

[ 2022年9月24日 19:29 ]

関東大学ラグビー リーグ戦1部   法大30―14日大 ( 2022年9月24日    熊谷 )

試合後の会見でフォトセッションに応じる法大の(左から)吉永主将、新宮監督、小山田
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 法大が日大を30―14で下し、開幕2連勝で勝ち点8とした。SH小山田裕悟(1年)が2トライを奪い、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)を獲得。前半は相手をノートライに抑えるなど堅守も光り「一人一人が、やるべきことをやり切ることができた」と振り返った。

 小山田がチームに勢いをもたらした。3―0の前半23分、敵陣左22メートルライン付近のラインアウトを起点につながったパスを受け取り、約20メートルを走り切ってトライ。20―7で迎えた後半30分には敵陣右22メートルライン手前で、相手のこぼれ球に反応し、約25メートルを駆け抜けてインゴールへ飛び込んだ。「たまたま自分がトライできただけ。チームのみんなのおかげで取ることができた」。控えめに喜びを口にした。

 1年生ながら堂々とプレーし、巧みなパスを展開しながら自らも貴重な追加点を奪う。新宮孝行監督は「器用で計算できる選手」と評価する。一方で、より大きな期待を込め「もうちょっと、さばきを早くしてほしい」と指摘。小山田の座右の銘は「努力に勝る天才なし」。試合後は満足することなく「改善して(相手にとって)脅威があるハーフになりたい」と貪欲に上を見ていた。

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2022年9月24日のニュース