【世界陸上】松田瑞生だけの日本女子マラソン 風間団長「本当に残念。何とか乗り越えたい」

[ 2022年7月18日 13:43 ]

松田瑞生
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 日本陸連は18日、米オレゴン州で開催されている世界選手権において、女子マラソンの新谷仁美(積水化学)ら日本選手団の4人がが新型コロナウイルス感染症の陽性が確認されたと発表した。新谷は日本時間18日夜に行われる女子マラソンは欠場する。

 日本陸連は前日までにマラソンの鈴木健吾(富士通)、一山麻緒(資生堂)の夫妻ら選手、スタッフ合わせて7人の陽性を発表していた。これで日本選手団において計11人がコロナ陽性となる非常事態となった。

 日本時間できょう18日午後10時15分から始まる女子マラソンに日本から出場するのは松田瑞生(ダイハツ)のみ。この日、日本陸連は急きょオンラインで会見を実施し、この状況について風間明団長が苦しい胸の内を語った。

 「本当に残念で、出られなかった2人も残念で悔しい思いをしていると思う。松田さんも1人で戦うということで、気持ちの上でも厳しい状況になる。ここは我々も含めてバックアップして、出る選手、出られない選手にも気を配って、もう一つ、ここは頑張っていこうということで連係していきたい。新谷さんの気持ち、一山さんの気持ちは複雑だとは思うが、何とか乗り越えていきたい」

 鈴木が欠場した男子マラソンは西山雄介(トヨタ自動車)が13位、星岳(コニカミノルタ)が38位だった。

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2022年7月18日のニュース