立ち直った正代 元横綱・白鵬のアドバイスで6日目から4連勝 ついに白星先行

[ 2022年7月18日 20:36 ]

大相撲名古屋場所9日目 ( 2022年7月18日    ドルフィンズアリーナ )

阿炎(左)の攻めに耐え引き落としで下す正代 (撮影・亀井 直樹)
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 カド番の大関・正代(30=時津風部屋)が小結・阿炎(28=錣山部屋)を突き落として5勝目を挙げ、今場所初めて白星先行とした。

 阿炎のもろ手突きからののど輪攻めに少し下がりながらも下からあてがって応戦。最後は土俵際で左突き落としを決めた。「少しずつ自分のペースがつかめてきている」と復調に手応え。序盤の不調がうそのように、自分の相撲を取り戻した。

 立ち直ったきっかけは間垣親方(元横綱・白鵬)のアドバイスにあった。負けが込んでいた時、支度部屋から土俵へ向かう途中ですれ違い、声をかけられたという。「もうちょっと汗をかいて体を温めてから行きなさい」。体が乾いているのを見た大横綱に指摘された。それからスクワットなどの運動を行ってから土俵に臨むようになり、6日目から4連勝。見違えるように相撲内容も良くなった。

 ついに白星先行。1勝5敗からカド番脱出した春場所の再現への期待は日に日に高まっていく。

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2022年7月18日のニュース