東俊隆がデビュー場所で勝ち越し 前日は初黒星もすぐに切り替え「あと2番あるのでまた集中」

[ 2022年7月18日 12:05 ]

大相撲名古屋場所9日目 ( 2022年7月18日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

<名古屋場所 9日目>琴布野(右)を突き出しで破る東俊隆 (撮影・亀井 直樹)
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 日体大相撲部で昨年度副主将を務めた序ノ口・東俊隆(23=玉ノ井部屋)が琴布野(16=佐渡ケ嶽部屋)を突き出して4勝目を挙げた。

 もろ手突きから少し引いたところ一瞬バランスを崩した。「足がすべっちゃいました。焦りはなかったけどびっくりしました」。それでもすぐに体勢を立て直して突き出し。実力通りの完勝だった。

 先場所は前相撲で4日間相撲を取り「15日間集中しなければいけないのは大変」とプロの本場所の難しさを痛感。今場所はここまで5番取り終え「まだ全然疲れも出てないですし集中力も切れてないです」と成長を示した。前日は日体大同期の高橋(23=二所ノ関部屋)に敗れて初黒星を喫したが、すぐに切り替えて臨んだ。

 これでデビュー場所の勝ち越しが決定。「やっと勝ち越せて一安心したけど、あと2番あるのでまた集中して頑張ろうと思いました」と気を引き締めた。

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2022年7月18日のニュース