照ノ富士 土俵際で粘って4連勝! 7人が首位に並ぶ大混戦は一山本のみが不運の“脱落”

[ 2022年7月18日 17:58 ]

大相撲名古屋場所9日目 ( 2022年7月18日    ドルフィンズアリーナ )

<名古屋場所9日目>遠藤(右)の攻めに耐える照ノ富士(撮影・亀井 直樹)
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 大相撲名古屋場所は18日、9日目の取組が行われ、2場所連続優勝を狙う横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)は遠藤を下し4連勝。7勝2敗とし首位タイをキープ。7人が並んでいた大混戦の首位グループからは、親方のコロナ感染により休場となった一山本のみが“脱落”することになった。

 照ノ富士、逸ノ城、一山本、錦富士、錦木、翔猿、琴ノ若の7人が首位タイで並ぶ大混戦は、一山本が放駒親方(元関脇・玉乃島)の新型コロナウイルス感染により休場となる不運な“アクシデント”が発生。9日目は同じ2敗で並ぶ錦富士と注目の直接対決となっていたが無念の不戦敗となり3敗目。錦富士は戦わずして7勝目を手にした。

 他の首位グループの平幕勢では錦木が翠富士を極め出しで下し、2敗をキープ。翔猿は志摩ノ海をはたき込みで下した。逸ノ城は霧馬山を寄り切りで下し連敗ストップ。琴ノ若は関脇・若隆景を寄り切って7勝目。一山本以外の5人が揃って白星を挙げた。

 前日に前代未聞の“まわし待った”で組み直しから3連勝を飾った横綱・照ノ富士は結びの一番で平幕・遠藤と対戦。土俵際で粘って最後は押し出し4連勝。平幕勢5人と並び首位タイのまま10日目を迎えることになった。

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