キャメロン・スミスが全英制覇 豪州出身の選手がセントアンドリュースで勝ったのは62年ぶり

[ 2022年7月18日 08:02 ]

米男子ゴルフツアー 第150回全英オープン最終日 ( 2022年7月17日    スコットランド・セントアンドリュース・オールドコース=7313ヤード、パー72 )

全英オープンで優勝したキャメロン・スミス(AP)
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 2日目で首位に立ちながら3日目に73を叩いて後退していたキャメロン・スミス(28=オーストラリア)が最終日に猛チャージ。8バーディー、ノーボギーの64をマークし、通算20アンダーの268で、全英初出場だったキャメロン・ヤング(25=米国)に1打差をつけてメジャー初優勝(PGAツアーは6勝目)を飾った。

 AP通信によれば過去29人いるセントアンドリュースでの覇者の中で64は最終日の最少スコア。268もコースレコードで、20アンダーは全メジャーの中での最少タイとなった。

 3日目に首位に立っていたローリー・マキロイ(33=英国)は最終日70とスコアが伸びず、通算18アンダーの270で3位。スミスはインに入って10番から5ホール連続のバーディー。最終18番でもスコアを伸ばして今大会5回目の出場で頂点に立った。

 オーストラリア出身の選手(スミスはブリスベン生まれ)が全英を制したのは、ロイヤルセントジョージで開催された1993年の大会で優勝したグレグ・ノーマン(67)以来、29年ぶり。セントアンドリュースでの優勝は1960年のケル・ネーグル(2015年に94歳で死去)以来、62年ぶりとなった。

 80位から出た松山英樹(30=LEXUS)は7バーディー、2ボギーの67で回り、通算2アンダーの286で68位。69で回った桂川有人(23=国際スポーツ振興協会)は通算5アンダーの47位だった。

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