ラグビーチャリティーマッチは日本代表予備軍が勝利 田村優主将が先制トライ

[ 2022年6月11日 15:20 ]

ラグビー・チャリティーマッチ   エマージングブロッサムズ31―12トンガサムライフィフティーン ( 2022年6月11日    秩父宮 )

<エマージングブロッサムズ・トンガサムライフィフティーン>前半、コンバージョンゴールを狙う田村(撮影・吉田 剛)
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 今年1月に大規模噴火と津波に見舞われたトンガの被災者と被災地の復興支援を目的としたラグビーのチャリティーマッチは11日、秩父宮で行われた。日本代表予備軍となる「エマージングブロッサムズ」が、リーグワンでプレーするトンガ出身選手を中心に編成された「トンガサムライフィフティーン」を31―12で下した。

 代表昇格に向けてアピールが必要なエマージングブロッサムズは、前半8分にSO田村優主将(横浜)のトライとゴールで7点を先制。その後もSH茂野海人(トヨタ)、フッカー堀越康介(東京SG)がトライを決め、17―7で折り返した。後半もWTB竹山晃暉(埼玉)、No.8テビタ・タタフ(東京SG)がトライを奪い、勝利につなげた。

 一方のトンガサムライフィフティーンもロックのエセイ・ハアンガナ(埼玉)がトライを奪うなど、被災地に思いを届けるために見せ場をつくった。また、試合前にはトンガの伝統的舞踊「シピタウ」も披露。力強い踊りと掛け声で、秩父宮に駆けつけた8055人の観客を沸かせた。

 日本ラグビー協会はチャリティーマッチの収益金を駐日トンガ王国大使館へ寄付する。

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2022年6月11日のニュース