女子は明秀学園日立、男子は埼玉栄が優勝 関東高校ゴルフ選手権

[ 2022年6月11日 04:30 ]

スポニチ後援令和4年度関東高校選手権団体の部 ( 2022年6月10日    栃木県 男子・那須野ケ原CC=6747ヤード、パー72 女子・千成GC=6208ヤード、パー72 )

女子団体の部で優勝した明秀学園日立の(左から)平尾、田中、遠藤、山本、勝田(撮影・藤山 由理) 
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 各校3人の合計ストロークで争われ、男子は7位から9打差を追った埼玉栄(埼玉)が、3人がアンダーパーの猛追を演じ209、通算2アンダー、430で5大会ぶりの優勝。女子は3位スタートの明秀学園日立(茨城)が211、通算425の7アンダーで3打差を逆転し、4大会ぶり2度目の優勝を手にした。男子は上位14校、女子は10校が8月の全国大会(栃木・サンヒルズCC)に進出した。

 ≪山本がVけん引≫<女子>2日連続の69でチームを優勝に導いた山本は「追いかける方が気持ちは楽でした。前半を終えてみんな良かったので、後半もそのままの勢いで」とホッとした表情。ホールアウト目前に雷雨による中断に見舞われ「中止だと初日の成績になるので何とか終えたかった」との願いが通じ、間もなく再開された。初日75の2年生、平尾は「攻めすぎた反省を生かして」と3Wを多用して70をマークし「全国大会では過去最高の6位を上回りたい」と誓った。

 ≪“まさか”大逆転≫<男子>まさかの逆転劇に埼玉栄のメンバーは「9打差をひっくり返し、メチャクチャうれしい」と口をそろえた。膝を故障した東に代わって出場した斉藤が71でまとめ、関東アマ2位の栗原が「(78と乱れた)初日の分を取り返す」と69。今春の全国大会2位のエース佐藤も「最終日は3人で200台で回れば勝てると話し合いました」と69で続き、狙い通りの209。選手層の厚さを見せつけた。昨年は関東大会11位、全国大会では女子の連覇の陰で4位に終わっており「今年は男子の番です」と意気込む。

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