渋野日向子は粘りの71で51位発進「イーブンで回ってこられたのは良かった」 米女子ゴルフ第1日

[ 2022年6月11日 10:41 ]

米女子ゴルフツアー ショップライト・クラシック第1日 ( 2022年6月10日    ニュージャージー州シービュー・ベイコース=6190ヤード、パー71 )

渋野日向子(AP)
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 第1ラウンドが行われ、渋野日向子(23=サントリー)は5バーディー、1ボギー、2ダブルボギーのイーブンパー71で回り、首位と6打差の51位での滑り出しとなった。日本勢最上位は68で回り、3アンダーの7位につけた畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)。65をマークしたステファニー・キリアコウ(21=オーストラリア)が単独首位に立った。

 渋野は粘りのプレーでイーブンパーにまとめた。ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ、「2番でダブルボギーも叩いてしまって、本当に流れの悪い中ではあった。途中ダブルボギーがもう1個ありながらも、なんとかイーブンで回って来れたのは良かったなと思います」とホッとした表情を浮かべた。

 2番で第1打、第2打ともにラフにつかまりダブルボギーが先行する苦しいスタートとなる。ただ、5番パー4で第2打を3メートルにつけてバーディーを奪うと、9番パー5ではピン手前2・5メートルに2オン。イーグルパットは惜しくも右にそれたが、着実にバーディーとした。13番パー4では第2打が深いラフにつかまり、この日2度目のダブルボギーを叩いてしまう。それでも「しっかり次のホールで切り替えられた」と、直後の14番パー4で第2打をピンそば1・5メートルにつけてバウンスバック。最終18番パー5では第3打を80センチに寄せ、イーブンパーに戻して初日を終えた。

 国内ツアーを含めて直近の3試合は全て予選落ちを喫している23歳。この日はパーオン率61・11%にとどまりながらも、要所でスコアを伸ばした。「ウエッジは方向性も良かったけど、ユーティリティーとかになるとミスが目立ってしまった。そこは何とか修正したい」と課題を口にし、午後スタートとなる第2日に向けては「グリーンもポコポコだろうし、風ももっと吹くと思う。明日こそ我慢するゴルフができたらいいなと思います」と気を引き締めた。

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2022年6月11日のニュース