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河本結“迷路”脱出の66で4位浮上!弟・力の助言で進化

[ 2022年5月29日 05:30 ]

女子ゴルフツアー リゾートトラスト・レディース第3日 ( 2022年5月28日    山梨県 メイプルポイントGC=6580ヤード、パー72 )

3番、ティーショットを放つ河本(撮影・西尾 大助)
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 日没サスペンデッドで持ち越した第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われた。第3ラウンドは1打差の2位で出た小祝さくら(24=ニトリ)が9バーディー、1ボギーの64で回り通算16アンダーで昨年のCATレディース以来の通算7勝目に王手をかけた。小祝と同じ黄金世代の河本結(23=リコー)が66と追い上げ、通算10アンダーで4位に浮上した。

 元気娘に強気のコメントが戻ってきた。第2ラウンドの19位から一気に4位まで順位を上げた河本は「自意識過剰ですけど、私が上位にいないと盛り上がらないでしょという気持ちでやっています」と力強く言い切った。

 出足の1番パー5で残り220ヤードの第2打を5Wでグリーンに乗せ、5メートルのイーグルパットを難なく沈めて波に乗った。前日は日没サスペンデッドで9ホールを持ち越し。この日は午前3時過ぎに起床し27ホールを回ったが「アドレナリンが出ていたので。それに疲労とか言ってられない自分の立場なので」と疲れた様子は全く見せなかった。

 黄金世代の注目株。19年に同世代で渋野より早い5番目で優勝すると、翌年米ツアーに挑戦。だがショットの精度を高めようと取り組んだスイング改造がうまくいかず、迷路にはまった。米国での生活にもなじめず1年半で撤退。日本ツアーに復帰したものの、シード権を失いメルセデスランク53位の資格でかろうじて今年前半戦の出場権を得ていた。

 ただ、今季もショットの不振を立て直せず、序盤から5試合で予選落ち。「私はこのまま終わると思った」とわらにもすがる思いで助けを求めたのが「感覚的なことを伝える言葉が似ている」と信頼を置く男子プロの弟・力だった。そのアドバイスでインパクトゾーンを長く、フォローをコンパクトに収めるスイングに変えると、ショットが見違えるように安定し始めた。

 同じ黄金世代の首位の小祝とは6打差あるが「どん底を経験したので、ここから上がるしかない。自信はないですけど、失うものはないですから」と上だけを見て最終日に挑む。 (大渕 英輔)

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