全日本女王・笠原は2位 初の世界選手権切符に「完成度を高めていきたい」

[ 2022年5月15日 05:30 ]

体操 NHK杯第1日 ( 2022年5月14日    東京体育館 )

<体操NHK杯第1日>世界選手権の代表に決まった(左から)山田千遥、宮田笙子、笠原有彩(撮影・小海途 良幹)
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 全日本個人総合Vの笠原は、最初の種目となった跳馬で全日本よりも難度を上げたユルチェンコ2回ひねりに挑戦して成功させたが、着地で右足首を痛めた。

 残り3種目は不安を抱えた状態で、最終演技前には涙を浮かべる場面もあったが、「点数や順位を気にすると緊張するので、楽しく自分の演技をしようと思った」と開き直り。宮田に逆転を許したが初の世界切符を獲得し、「日本代表として恥ずかしくないよう演技の完成度を高めていきたい」と表情を引き締めた。

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2022年5月15日のニュース