栃丸　母校・足立新田応援団の前で善戦も「悔しい」3敗

大相撲夏場所8日目 （ 2022年5月15日    東京・両国国技館 ）

＜大相撲5月場所8日目＞はたき込みで徳勝龍に敗れた栃丸（撮影・西海健太郎）
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　新十両の栃丸（29＝春日野部屋）が徳勝龍（35＝木瀬部屋）にはたき込みで敗れ、5勝3敗となった。回転の良い突っ張りで土俵際まで追い詰めるも逆転負け。「最後まで足で詰めていけなかったのが反省点」としながらも「自分の相撲が取れていたので、負けたことに対してはそんなに思ってない」。幕内優勝経験者に善戦した手応えを得た。

　6日目から母校の東京・足立新田高から贈られた化粧まわしを締めている。この日は同校の元校長先生らで結成される「足立新田高校支援会」が応援に駆けつけた。「来るのは知っていたので、負けてしまって悔しいです」と振り返った。高校の先輩・千代大龍（33＝九重部屋）も同じく同校から贈られた化粧まわしを使用。「母校の出身関取が増えるのはうれしい」と場所前にねぎらわれていた。

　敗れはしたものの白星先行で折り返し。「自分の相撲をもっと取りきれるように一日一番集中していきたい」と後半戦へ向け力を込めた。