やり投げ・ディーン元気 81メートル91で優勝「パリに向けて世界の空気になじみたい」

[ 2022年4月30日 13:27 ]

陸上・木南道孝記念 ( 2022年4月30日    ヤンマースタジアム長居 )

<陸上・木南道孝記念>男子やり投げで優勝したディーン元気(撮影・坂田 高浩)
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 男子やり投げで12年ロンドン五輪代表のディーン元気(30=ミズノ)が優勝した。

 4投目で80メートル68をマーク。優勝が決まった状況で迎えた6投目では、81メートル91をマークした。

 「最後は85メートルを投げたい気持ちがあったけど(今日は)風も気にせず、自分にフォーカスして投げられた。感触は全然だけど、やりは飛んでいる。良い状態だと思います」

 今季、目標に掲げるのは7月の世界選手権(オレゴン)への出場。その先には24年パリ五輪がある。

 「昨年、東京に出られず悔しかった。パリに向けて、世界で勝負していくためには、世界の空気になじんでいかないといけない。1年1年の過ごし方を計画的にやっていきたい」

 今後さらに距離を伸ばせる手応えを感じており「普通にやれば日本記録は出ると思う」と語るディーン元気。90メートル台も視野に入れながら、挑戦を続ける。 

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2022年4月30日のニュース