名大出身の高学歴プロ上田は9位→77位。78と崩れて悔しい予選落ち

[ 2022年4月30日 12:57 ]

男子ゴルフ 中日クラウンズ 第3日 ( 2022年4月30日    愛知県 名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70 )

上田敦士
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 男子ゴルフの中日クラウンズ(賞金総額1億円、優勝賞金2000万円)は30日、悪天候のためサスペンデッドとなった第2ラウンドを行い、通算1オーバー、59位タイまでの65人が決勝ラウンド進出を決めた。引き続き、午後0時50分から第3ラウンドを行う。

 初日、首位に5打差の9位と好スタートを切った国立名古屋大出身の上田敦士(24=フリー)は2バーディー、6ボギー、2ダブルボギーの78と大きくスコアを崩し、通算4オーバーの77位で予選落ち。プロデビュー戦を飾ることはできなかった。

 「残念でした」

 試合後の第一声はこの言葉だった。

 序盤の2番パー5(523ヤード)で幸先良くバーディーを奪ったものの、続く3番パー4(449ヤード)ではフェアウエーからの第2打がグリーン左手前のガードバンカーにつかまり、まさかのダブルボギー。さらに4番パー3(170ヤード)から4連続ボギーを叩き、上位争いから早々に姿を消した。

 後半のインではじっと我慢のゴルフを続けていたが、7Iと6Iで迷った末に7Iを手にした17番パー3(175ヤード)で第1打がグリーン左のバンカーにつかまってダブルボギー。上がりの18番パー4(435ヤード)でも第1打を左バンカーに打ち込んでボギーを叩き、予選落ちが確定した。

 「学んだもの」という言葉を3度繰り返した後「やれなくはないと思いました。もう一回、やり直したい」とその表情に悔しさをにじませた上田。今季のQTランキングは425位。この後、レギュラーツアーへの出場予定はなく来季のツアー出場をQTを目指して出直すことになる。

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