池江璃花子　100自由形制し2冠！「泣きそうだったけど自分を信じて」派遣標準突破でアジア大会代表内定

競泳日本選手権第3日 （ 2022年4月30日    横浜国際プール ）

＜競泳日本選手権第3日＞女子100メートル自由形決勝、優勝した池江璃花子（撮影・小海途　良幹）
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　アジア大会（9月、中国・杭州）の代表選考会を兼ねて行われ、女子100メートル自由形で池江璃花子（21＝ルネサンス）は53秒83で優勝。派遣標準記録の53秒96を突破し、アジア大会の代表に内定した。池江は序盤からレースを引っ張り、最後までペースを落とさず力強い泳ぎで復帰後自己ベストを更新した。

　レース後に池江は笑顔で「緊張して泣きそうになっていたけど、自分を信じて」と話した。自身の泳ぎを振り返って「後半きつかったんですけど、やっぱりここで、いい泳ぎをしないと最後のタッチでまた悔しい思いをするんじゃないかっていうそういう気持ちもよぎったりして、最後まで踏ん張ることができました」と語った。

　大会初日、28日の50メートルバタフライで白血病から復帰後のベストタイムを記録。派遣標準記録を突破して優勝し、アジア大会の代表入りを確実にした。29日の200メートル自由形も3位に入っており、大会3日目を終えた時点で出場全3種目で表彰台に立った。最終日の5月1日には50メートル自由形と100メートルバタフライに出場予定。昨年の日本選手権に続く4冠を狙う。