西郷真央 完全Vで2週連続V 開幕から最速記録の3勝目「ドキドキ、ハラハラのプレー内容に…」

[ 2022年4月3日 15:54 ]

女子ゴルフ ヤマハ・レディース最終日 ( 2022年4月3日    静岡・葛城ゴルフ倶楽部 )

<ヤマハレディースオープン・最終日>優勝トロフィーを手に笑顔を見せる西郷真央(撮影・西尾 大助)
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 西郷真央(20=島津製作所)が76とスコアを崩しながらも通算8アンダーと耐え2週連続優勝を果たした。4日間首位を守る完全優勝で通算3勝目、開幕から5試合目での3勝は史上最速となった。

 雨の中、レインウエアを着てスタートした西郷は2番で第2打をグリーン奥にオーバーさせ、3打目もショートしてボギーとつまずく。しかし直後の3番で6メートルを沈め挽回すると、6番ではグリーン右奥から30ヤードのアプローチをチップインで決めて通算13アンダーまで伸ばし後続を引き離した。

 しかし9、10番で連続ボギーを叩き失速すると、スタート前の6打差3位から追い上げてきた菅沼菜々に1打差まで迫られる。だが、直後の12番でバーディーを奪い再び差を広げた。

 後半は風も吹いて難しいコンディションになった。17番でボギーを叩き、最終18番もティーショットを右に曲げOBとしたがボギーで耐え、1打差で逃げ切った。

 「最終日は悪天候の中でボギーをたくさん打ってしまいドキドキ、ハラハラする内容でしたが、たくさんのギャラリーのみなさんの声援のおかげで、楽しくプレーすることができました。3勝目を挙げることができてうれしく思いますし、また優勝できるように頑張りたいです」

 9打差の12位から出た堀琴音が15番でイーグルを決めるなど68で回り2位まで追い上げた。

 菅沼は12、14番でボギーを叩き72の通算6アンダーで3打差の3位だった。 

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