賞金王返り咲き目指す今平が39位→9位へ急浮上 手応え十分の開幕戦

[ 2022年4月3日 14:31 ]

今平周吾
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 男子ゴルフの今季国内ツアー開幕戦、東建ホームメイト・カップ(賞金総額1億3000万円、優勝賞金2600万円)は3日、三重県桑名市の東建多度CC名古屋(7062ヤード、パー71)で最終の第4ラウンドを行った。

 首位に12打差の39位からスタートした今平周吾(29=ダイヤ)が1イーグル、10バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの64をマークし、首位に7打差の通算7アンダー、9位まで一気に順位を上げた。

 「珍しいですね。ショットはそこそこ手応えをつかみつつ、パターが良かったです」

 前半の15番パー4(357ヤード)から3メートル前後のパットを立て続けに沈めて5連続バーディー。後半の4番パー5(545ヤード)では250ヤードの第2打を5Wでグリーン中央に運び、12メートルのパットをカップに放り込んでイーグル。さらに上位をうかがう勢いだったが、8番パー4(452ヤード)で1Wの第1打を左OBしてダブルボギー。雨によるクラブフェース面の滑りを考慮してボールを捕まえにいったことが裏目に出た。

 出入りの激しいゴルフではあったが、64は今大会4日間を通してのベストスコア。「もうちょいでというところまで(ショットの)感覚は戻ってきました。1週間、空きますけど、次の関西オープンが楽しみです」。3季連続の賞金王を目指した昨季の賞金ランキングは9位。2季ぶりの王座返り咲きへ手応え十分の国内開幕戦となった。 

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2022年4月3日のニュース