西郷どんの春「凄い良かった」完全V王手 ベスト68で通算12アンダー、2位に5差

[ 2022年4月3日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ヤマハ・レディース葛城第3日 ( 2022年4月2日    静岡県袋井市 葛城GC山名C=6590ヤード、パー72 )

<ヤマハ・レディース葛城第3日>16番、桜の木を背にティーショットを放つ西郷(撮影・西尾 大助)
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 西郷真央(20=島津製作所)がこの日のベストスコア68をマークし、通算12アンダーで2週連続V、4日間トップの完全Vに王手をかけた。5打差の2位にペ・ソンウ(28=韓国)、6打差の3位に青木瀬令奈(29=フリー)ら3人が続いている。アマチュアの上田澪空(みく、16=共立女二高2年)は75と崩れ通算4アンダーの7位に後退した。

 運を味方につけた。5番パー5。風に流された西郷の第2打はグリーン左奥の池に入りそうになったが、橋のへりに当たって止まった。3打目を1・5メートルに寄せてバーディーを奪うと、9番では13メートルのロングパットを沈め2位に5打差をつけてホールアウトした。

 「今日はボギーフリーでプレーすることができて凄い良かった」。好調を維持する活力の源は母親が毎日作ってくれるおにぎりだ。「試合中に5、6個食べてエネルギーをつくっています」。好きな言葉は「FLOW DO IT」。「“ご機嫌な気持ちでやるべきことをやる”という意味です」。2週連続V、そして完全Vに挑む最終日も心構えは変わらない。「いつも通り自分のプレーに集中して全力でプレーすることを心掛けたい」。決して隙は見せない。

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