斉藤立が世界王者の影浦心を撃破 合わせ技一本で完勝 柔道全日本選抜体重別選手権

[ 2022年4月3日 12:05 ]

柔道全日本選抜体重別選手権最終日 ( 2022年4月3日    福岡国際センター )

1回戦で影浦心(左)を合わせ技一本で破った斉藤立
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 男子100キロ超級1回戦で斉藤立(たつる、国士舘大)が昨年の世界選手権を制した影浦心(日本中央競馬会)を合わせ技一本で破り、準決勝進出を決めた。

 1メートル91、160キロと体格で影浦に勝る斉藤は、担ぎ技を得意とする相手の攻撃にびくともせず。すると1分半過ぎ、大外刈りで技ありを奪い、そのまま横四方固めに入って合わせ技一本。世界王者をわずか1分45秒で料理した。

 斉藤は84年ロサンゼルス五輪、88年ソウル五輪で2連覇を果たした故・仁氏の次男で、少年時代から将来を嘱望されてきた大器。10月の世界選手権(タシケント)代表入りを目指し、今大会に続いて今月29日には全日本選手権(東京・日本武道館)に出場を予定している。

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2022年4月3日のニュース