女子複は高橋・半谷組が3度目V、男子複は内本・内田組が初優勝 全日本男女選抜ソフトテニス

[ 2022年4月3日 16:35 ]

(左から)女子ダブルス優勝の半谷美咲、高橋乃綾、男子ダブルス優勝の内本隆文、内田理久
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 スポニチ主催第67回全日本女子選抜ソフトテニス大会、第6回全日本男子選抜ソフトテニス大会は3日、東京体育館で最終日の競技を行った。

 女子ダブルス決勝は高橋乃綾・半谷美咲(どんぐり北広島)組が貝瀬ほのか・渡辺絵美菜(ヨネックス)組を5―2で下して18年の第63回大会以来3度目の優勝を果たした。同シングルスは早川日向(ナガセケンコー)が初優勝。

 男子ダブルスは内本隆文・内田理久(NTT西日本)組が安藤優作(東京ガス)・安藤圭祐(東邦ガス)組を5―3で下して初V。同シングルスは広岡宙(NTT西日本)が初優勝した。

 女子ダブルスの高橋・半谷組は17年、18年大会以来3度目のV。相手ペアとは公式戦では初対戦となったが、序盤から主導権を握り、粘る相手を振り切った。レフティー高橋が「過去に優勝しているからではなく、自分たちのやるべきことをやる」と話した通り、目の前の試合に集中した。結成8年目だが半谷は今年で引退する。「決勝の前にこの試合でこの大会は最後と聞いて“そうなんだな”と思った。勝ててよかった」と喜んだ。

 男子ダブルスは内本・内田組が“早大OB対決”を制した。相手ペアは大学の先輩だったが、序盤から攻撃力で圧倒。最後はもつれる展開となったが、ペアとしてうれしい初Vを飾った。内田は「しっかりリードして終わりたかったが、僕のせいで追い上げられた。でも、駆け引きを楽しめた」と笑顔。内本は大学時代の17年に星野慎平とコンビを組んで優勝しており、これが2度目の栄冠となった。「新年度になって優勝できてうれしい。9月のアジア大会に向け日本代表に選出され、金メダルを穫ることが目標」と語った。
 

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2022年4月3日のニュース