阿部詩　女子52キロ級準決勝途中棄権も代表入り、昨年両肩の手術受けていた

柔道　全日本選抜体重別選手権第1日 （ 2022年4月2日    福岡国際センター ）

＜全日本選抜柔道体重別選手権＞女子52キロ級1回戦、果敢に攻める阿部（右）
Photo By 代表撮影

　女子52キロ級準決勝を棄権した阿部詩（21＝日体大）は、五輪後の昨年9、10月に両肩の関節唇の修復手術を受けていたことを明かし、「練習を再開して2週間だった。五輪が100なら20、30％の戦い。息もすぐに上がった」と明かした。両肩は五輪以前からルーズショルダー気味で、長期のリハビリを要すことから直後の手術を決断。1回戦も本来のパフォーマンスとは程遠かったが、24年パリ五輪へつながる世界選手権へ「もう少し肩の状態を良くして稽古に取り組みたい」と前向きに語った。