松山 首痛で途中棄権 連覇狙う7日開幕マスターズに暗雲

[ 2022年4月3日 02:30 ]

米男子ゴルフツアー テキサス・オープン第2日 ( 2022年4月1日    テキサス州 TPCサンアントニオ=7438ヤード、パー72 )

第2ラウンド、ティーショットを放つ松山
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 104位から出た松山英樹(30=LEXUS)は途中棄権した。米プロゴルフ協会(PGA)によると首の痛みが原因。133位で出た金谷拓実(23=Yogibo)は71と伸ばしたが、通算4オーバーで予選落ちした。66で回ったライアン・パーマー(45=米国)が10アンダーで首位に浮上した。

 インから出た松山は10番で第2打を1・5メートルにつけてバーディー発進。12番で落とすも、16番パー3ではピンをかすめるスーパーショットを放ちバーディーを奪った。

 しかし1つ伸ばして前半を終えたところで棄権。「来週、頑張ります。昨日同様少し痛みがありラウンドを進めるにあたり痛みが少しずつ出てきて棄権に至りました。来週のマスターズに向けてしっかり治療していきます」とコメントした。

 松山は3月上旬、首から肩甲骨にかけての痛みを発症し離脱した。今大会が4週ぶりのツアー復帰戦だった。開幕2日前には状態について「95%」と説明していたが、翌日に痛みが再発しプロアマ戦を棄権した。この日も首にテーピングを施していた。連覇を狙うマスターズは7日に開幕する。残された時間は少ないだけに回復具合が心配される。

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