初V見えた!岩崎3位浮上 6位から一気6バーディー「満足できるラウンド」

[ 2022年4月3日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 東建ホームメイト・カップ第3日 ( 2022年4月2日    三重県 東建多度CC名古屋=7062ヤード、パー71 )

<東建ホームメイトC第3日>1番、ティーショットを放つ岩崎(撮影・井垣 忠夫)
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 首位に3打差の6位から出たプロ転向2季目の岩崎亜久竜(あぐり、24=フリー)が15番からの3連続を含む6バーディー、2ボギーの67で回り、首位に4打差の通算8アンダー、3位に浮上。ツアーデビュー2戦目での初Vに夢をつないだ。20年三井住友VISA太平洋マスターズに続くツアー2勝目を目指す香妻陣一朗(27=国際スポーツ振興協会)が通算12アンダーで首位を堅守している。

 レギュラーツアーは予選落ちした昨年9月のANAオープンに続きまだ、2戦目。無名に近い岩崎が6位から6バーディー、2ボギーと伸ばし、3位まで順位を上げてきた。

 「最後のボギーがちょっと悔しいが、満足できるラウンドだった」。納得の表情で振り返ったのは終盤の3連続バーディー。15番では85ヤードの第2打を58度のウエッジで30センチに寄せるなどショットが好調だ。女子ゴルフの渋野日向子と同じ斎藤大介トレーナーの下、昨年末からショットの安定感と切れを増すため“股関節改革”に取り組んだ。わずか3カ月だが、ハッキリ自覚できるほどスイング中の動きがスムーズに。1メートル81、86キロの体を生かせるようになった。

 自身初となる最終日最終組だが「いつも通りにやりたい。一打一打に集中してできたら」と無欲で首位との4打差を追い掛ける。

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