「パリまで全勝で2連覇したい」阿部一二三が復帰戦V 丸山との直接対決制す 柔道全日本選抜体重別

[ 2022年4月3日 15:28 ]

柔道全日本選抜体重別選手権最終日 ( 2022年4月3日    福岡国際センター )

<全日本選抜柔道体重別選手権大会>男子66キロ級で丸山城志郎(左)を破り、優勝した阿部一二三(代表撮影)
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 男子66キロ級決勝は東京五輪金メダルの阿部一二三(パーク24)が昨年の世界選手権王者の丸山城志郎(ミキハウス)をゴールデンスコアの延長戦の末に指導3の反則勝ちで下し、五輪以来の復帰戦で優勝を果たした。阿部の同大会優勝は5年ぶり3度目。10月の世界選手権(タシケント)代表入りが決定的となった。

 1回戦は一本背負い投げで一本勝ち、準決勝も反則勝ちで勝ち上がった阿部は、決勝で20年12月の東京五輪代表決定戦以来となる丸山と相対した。互いに手の内を知り尽くす両者の対戦は、阿部が指導1、丸山が指導2となり延長戦へ。2分半過ぎ、積極的に前に出たことで防御姿勢を取った丸山に3つめの指導が飛び、勝敗が決した。

 勝利の瞬間、「シャー!」と雄叫びを上げて喜んだ阿部は、「久しぶりの有観客試合で、気持ち良く試合ができた」と来場者に感謝。その上で「五輪王者であることを証明するために戦おうと思っていたので、しっかり証明できた。結果的に技での決着は3試合中1試合のみだったが、終始攻めの姿勢を全面に出した。「自分の柔道ができた。五輪王者になり、気持ちの面で少し余裕があった」と胸を張った。

 パリ五輪まで、あと2年。丸山との代表争いは今後も続くとみられるが、「パリまで全勝で、全部自分が勝って、しっかり2連覇したい」と宣言。無敗のまま五輪2連覇へと突っ走る。

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