樋口 SPでもトリプルアクセル意欲、世界上位へ爆発力秘めた構成模索

[ 2022年1月12日 05:30 ]

公開練習を行った樋口(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート女子の北京五輪日本代表3人が11日、各拠点で練習を一斉に公開した。全日本選手権準優勝で初の五輪切符をつかんだ樋口新葉(21=明大)はフリーだけでなくショートプログラム(SP)でも大技トリプルアクセル(3回転半)を組み込む意欲を見せた。全日本女王で平昌6位の坂本花織(21=シスメックス)、初出場の河辺愛菜(17=木下アカデミー)も五輪への意気込みを語った。

 新年を迎え、樋口が五輪モードに入った。神宮外苑アイススケート場で練習を公開し、フリー「ライオンキング」の音楽をかけ、3回転ルッツからの連続技などを確認。終盤にはトリプルアクセルにも挑んだ。「全日本で終わりではなくて、それが通過点としてもっと上にいけるように」と意欲的だ。

 4回転時代を迎えた世界の上位に食い込む突破口は、やはりトリプルアクセル。初の夢舞台で「SPからアクセルを入れたい」と語る。女子のSPでは4回転ジャンプ実施は認められておらず、前向きに踏み切る最難関のアクセルを含む3回転まで可能。だから、好発進への切り札となる。全日本のSPでは安定感を求めて回避したが、昨年11月のオーストリア杯では、その大技を決めて世界歴代7位のSP79.73点をマーク。爆発力を秘めたSPの完成度も上げていく。

 今月2日には、21歳の誕生日を迎えた。競泳・池江璃花子や卓球・平野美宇ら親友からグループLINEで祝福メッセージとギフト券が届いた。池江から「スタバのチケットはみんなからたくさんもらってると思うからサーティワン食べて」とアイスクリーム店のギフト券を贈られた。年末年始でつかの間の休養を経て、北京五輪へ一直線。「挑戦することに意味がある」。さらに成長した姿で、夢の銀盤に立つ。

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