サーフィン大原洋人「妻と娘に見せたい」2年後パリ五輪へ意欲

[ 2022年1月12日 17:45 ]

茂原税務署、麹町税務署の広報大使に就任し、スマホでの確定申告を体験する大原洋人
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 サーフィン東京五輪代表の大原洋人(25)が12日、千葉県茂原市の茂原税務署で、同署と東京・麹町税務署の広報大使就任式に臨んだ。茂原税務署の広報大使を務めるのは、17年以来2度目。当時の署長が現在は麹町税務署の署長を務めている縁で、2つの税務署の広報大使を務めることになった。

 就任式ではスマホを使った確定申告を体験。これまでのパソコンを利用したe―Taxでは約30項目の入力箇所があり15分程度を要したが、スマホではカメラを利用することで所要時間は2~3分と、大幅に負担が軽減される。実際に体験した大原も「これだけで済むのはすごく楽」とニッコリ。2度目の任命に「選んでいただきうれしい」と話した。

 地元の千葉県一宮町が会場だった東京五輪では、メダルは逃したものの5位入賞を果たした。それでも「地元で期待を寄せてもらい、五輪に出場できたことで、応援してもらった人に何か返せるものがあったのかと思う。でもメダルを獲る、獲らないの差は大きかった。パリで悔しさをぶつけて、メダルを獲りたい」と早くも2年後のパリ五輪出場と、メダル獲得を誓った。

 昨年12月27日には、五輪前に入籍した妻との間に第1子となる女児が誕生。コロナ下だが出産には立ち会えたそうで、「妻が頑張っている姿をいて、自分ももっと頑張らないと2人を幸せにできないと思った。いい意味で、出産前よりもサーフィンをする量が増えた」とモチベーションアップにもつながっているという。東京五輪は無観客だっただけに、「妻と娘にも見せてあげたい」と意欲。そのためにも「お金も貯めたい」とプロサーファーらしく大会で結果を残して賞金も稼いでいく。

 現在、妻と娘は里帰り中。会えるのは週1、2回程度で、LINEでの連絡が一番の楽しみだという大原。「何かを初めてしたって連絡が来て、写真がないと“何で撮ってないのー?”となります」とデレデレした顔で溺愛ぶりをのぞかせた。

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2022年1月12日のニュース