ウィザーズが今季9敗目 最大36点差の完敗 キャバリアーズは5連敗のあと4連勝

[ 2021年12月4日 11:30 ]

キャバリアーズのガーランドとアレンをかわしてシュートに持ち込むウィザーズのビール(AP)
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 八村塁(23)がまだ戦列に加わっていないウィザーズは3日、地元ワシントンDCでキャバリアーズに101―116(前半46―65)で敗れて14勝9敗。第3Qに最大36点差(50―86)をつけられてホームでは今季11戦で3敗目を喫した。

 2ケタ点差での敗戦は今季6回目。3点シュートの成功は31本中10本(成功率32・3%)で、チーム・リバウンド本数も33―54と下回って点差をじりじりと広げられた。

 ブラドリー・ビール(28)は14得点、カイル・クーズマ(26)は12得点を稼いだが、先発陣が決めた3点シュートはクーズマの2本とスペンサー・ディンウィディー(28)の1本の計3本。2季目でベンチから出たデニ・アブディヤ(20)が3本の3点シュートなどで今季自己最多の16得点をマークしたが勝機は見いだせなかった。

 キャバリアーズは5連敗のあと4連勝を飾って13勝10敗。11月10日に地元クリーブランド(オハイオ州)で行われたこのカードでは94―97で敗れていたが敵地では雪辱し、今季のロードは8勝4敗となった。

 キャバリアーズでは昨季チーム1位の24・3得点を記録したガードのコリン・セクストン(22)が膝の故障で今季の出場が絶望となっているが、ウィザーズ戦では同じガードのダリアス・ガーランド(21)が今季自己最多の32得点と8リバウンド、10アシストを稼ぎ、センターのジャレット・アレン(23)も28得点と13リバウンドで6試合連続のダブルダブルを達成。ウィザーズとは対照的にチームの3点シュートの成功率は43・3%(30本中13本)に達した。

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2021年12月4日のニュース