帝京大が3季ぶり10度目対抗戦制覇 慶大に64―14で圧勝 ラグビー関東大学対抗戦

[ 2021年12月4日 14:43 ]

ラグビー関東大学対抗戦Aグループ   帝京大64―14慶大 ( 2021年12月4日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<帝京大・慶大>後半21分、高本とむ(左から3人目)がタックルを振り切って左サイドを独走、トライを決める(撮影・篠原 岳夫) 
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 帝京大が64―14で慶大を破り、3季ぶり10度目の対抗戦優勝を決めた。9連覇以来の大学日本一を目指す全国大学選手権では、今月26日の準々決勝(秩父宮)から登場し、完全復権を目指す。

 帝京大は前半1分、ロック本橋拓馬(1年)の突破からFB二村莞司(3年)とつなぎ、ハーフウェーから50メートルを走りきって先制トライ。その後、2連続トライを許して一時はリードを許したが、同23分にプロップ奥野翔太(4年)のトライで追いつくと、前半終了間際にはCTB志和池豊馬(4年)のトライで勝ち越し。後半は一方的にトライを重ねて圧勝した。

 17年度まで大学選手権で前人未踏の9連覇を達成。CTB中村亮土、SH流大(ともに東京SG)、No・8姫野和樹(トヨタ)らあまたの日本代表選手を輩出したが、18年度の対抗戦優勝を最後にタイトルからは遠ざかっていた。V9を経験した世代が全て卒業して迎えた最初のシーズンで、完全復活へののろしを上げた。

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