太陽誘電・竹田 初スタメンでいきなり逆転2ラン 首位・日立からの金星に貢献

[ 2021年10月2日 13:50 ]

第54回日本女子ソフトボールリーグ1部第7節   太陽誘電4―2日立 ( 2021年10月2日    愛知県刈谷市・刈谷球場 )

<日立・太陽誘電>3回に逆転2ランを放ち、笑顔はじける太陽誘電・竹田(日本ソフトボール協会提供)@刈谷球場
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 「第54回日本女子ソフトボールリーグ」(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボール機構主催)の第7節6試合が3会場で行われた。太陽誘電は1点を追う3回1死二塁から9番・竹田が逆転の右超え2ラン。そのまま逃げ切り、ビックカメラ高崎、トヨタ自動車と並ぶ首位・日立に勝利した。

 竹田は入部3年目で初スタメン。この日朝、スタメン出場を聞き、「率直に緊張した」。石川県から両親が応援に訪れていたこともあり、4つのベースを1周する足取りにも力感があった。日立との4月の前回対戦は0―8。「厳しい戦いになることは分かっていた。粘り強く、粘り強く戦おうと監督とも話していた」。4、5回にも中溝の中越えソロなどで1点ずつを加点する完勝に笑みがこぼれた。

 チームからは4番・原田が金メダルを獲得した東京五輪に出場し、米国との決勝でも安打を放った。「相手投手のクセをつかめばコース、球種も分かりやすくなる」との言葉を胸に刻む。現在の課題は「緩急への対応」。成長途上の20歳がど派手な“デビュー戦”を飾った。

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