稲見8バーディー65でメジャー初Vに前進「優勝したい思いは誰でもある。どうコントロールするかが大事」

[ 2021年9月11日 16:48 ]

女子ゴルフ 日本女子プロ選手権第3日 ( 2021年9月11日    茨城県 静ヒルズCC=6680ヤード、パー72 )

<日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯>12番、ティーショットを放つ稲見萌寧(撮影・西尾 大助)
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 メジャー初優勝を目指す東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(22=都築電気)が8バーディー、1ボギーの65をマークし通算11アンダーの2位に浮上した。

 「ショットが近くについたバーディーチャンスが多かった」。正確なショットを武器にバーディーを量産した。2番で初バーディーを奪い、5番は2メートル、6番は4メートルにつけて連続バーディー。パー5の9番は2オン2パットで確実にスコアを伸ばした。
 17番で第2打をグリーン手前の池に入れて唯一のボギーを叩いたが「ミスショットして入ったわけじゃない。ナイスショットしてアゲンストが強くなって1ヤードの違いで入った」と納得顔。18番で4メートルを沈めて取り返した。

 首位と1打差で最終日に臨む。メジャー初優勝、今季8勝目が手の届く位置にあるが「優勝したい思いは誰でもある。それをどうコントロールするかが大事」と冷静さは失っていない。

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2021年9月11日のニュース