笑うロコには福来る、藤沢五月「やるっきゃない!」崖っぷちから大勝

[ 2021年9月11日 17:42 ]

カーリング・女子日本代表決定戦第2日 ( 2021年9月11日    北海道稚内市・みどりスポーツパーク )

第3戦で笑顔を見せるロコ・ソラーレの(左から)藤沢、吉田夕、吉田知(代表撮影)
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 22年北京五輪に向け、18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレと21年日本選手権優勝の北海道銀行の“5番勝負”の第2、3戦が行われ、10日の初戦を落としていたロコ・ソラーレは第2戦7―8で崖っぷちに追い込まれたが、第3戦を9―3で制して通算1勝2敗とした。

 第2戦で王手をかけられ、第3戦までの約2時間、スキップの藤沢五月らチームで話し合った結果、1つの結論にたどりついた。「やるっきゃない!」。全員が笑顔でプレーし、第2エンドから3連続スチールなどでライバルを圧倒。「かっこつけるんじゃなくて、感情を前面に出してやるのがスタイルなので」と振り返った。

 日本代表となって12月の五輪最終予選(オランダ)に出場するためには、12日の2試合を連勝する必要がある。「自分たちの試合をとことんやって、しっかりチャンスをモノにして、これが私たちロコ・ソラーレだ!っていう根性を見せていきたい」と闘志を高めていた。

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