シニア転向のワリエワ、SPで両手挙げ3A着氷 ロシアテストスケート

[ 2021年9月12日 00:26 ]

フィギュアスケート・ロシアテストスケート第1日 ( 2021年9月11日    ロシア・チェリャビンスク )

カミラ・ワリエワ
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 国内のシニア強化選手らが集結し、22年北京五輪シーズンとなる今季のプログラムを披露した。女子ショートプログラム(SP)で、今季シニア転向した15歳のカミラ・ワリエワは「In Memoriam」を舞った。冒頭に両手挙げのトリプルアクセルを着氷。しなやかさのある滑りを見せ、3回転フリップ、ルッツ―トーループの連続3回転も着氷。全て両手を挙げてのジャンプだった。

 19年ジュニアGPファイナル、20年世界ジュニア選手権で優勝。トリプルアクセルと4回転ジャンプを跳ぶことが可能で、手足の長さを生かし表現力も豊か。ネット上ではライバルの心を折る「絶望」という異名を取っている。北京五輪シーズンのタイミングでシニア転向した金メダル候補。10月下旬から始まるGPシリーズでは、第2戦スケートカナダ(バンクーバー)、第6戦ロシア杯(ソチ)にエントリーしている。

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2021年9月11日のニュース