国枝慎吾 全米連覇へ圧勝発進!パラ金勢い継続 1ゲーム選手後12ゲーム連取

[ 2021年9月11日 05:30 ]

テニス全米オープン第11日   国枝 ( 2021年9月9日    ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

車いすの部男子シングルス1回戦で勝利した国枝慎吾(AP)
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 車いすの部が始まり、男子シングルス1回戦で東京パラリンピック金メダリストの第1シード、国枝慎吾(37=ユニクロ)がラッツラフ(米国)に6―1、6―0でストレート勝ちして4強入りした。

 東京パラでの金メダル奪回から5日。ニューヨークに戦いの場を移した国枝が、2年連続8回目の全米制覇へ圧勝発進だ。雨で開始が2時間以上遅れ、第1ゲームを相手にキープされたところで雨のため中断。だが、有観客の屋根付きコートに移ってからは怒濤(どとう)の12ゲーム連取で試合を終わらせた。「東京では無観客だったが、今回は観客がいてとてもうれしい」と顔をほころばせた。

 4日にパラ決勝を終えて6日に渡米も、契約する全日空からファーストクラスをプレゼントされて体を休めることができた。9日には所属先から報奨金1億円も決定。「いい夢が与えられたのでは。よりプロのパラ選手を目指す子供が出てくるのを願う」と第一人者らしく喜んだ。

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2021年9月11日のニュース