柔道・新井千鶴が引退 東京五輪70キロ級金で「達成感」

[ 2021年9月11日 05:30 ]

オンライン会見で現役引退を発表した新井(右)と三井住友海上の上野監督
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 柔道女子70キロ級で東京五輪金メダリストの新井千鶴(27=三井住友海上)が10日、現役引退を発表した。

 オンライン会見で「苦しいことも多かったが、その分、達成感を味わえた。柔道を通じてさまざまな経験と多くの方々との出会いがあり、人間力も養えた」と語った。今後は社業とともに指導者の道を歩む予定。

 埼玉県出身の新井は力強い内股を武器とした正統派の柔道で活躍。16年のリオデジャネイロ五輪は代表争いに敗れたが、17、18年の世界選手権を2連覇し、東京五輪では4試合を勝ち抜き五輪初出場で金メダルを獲得した。悲願をかなえた五輪については「一試合一試合が印象深く、思い出に残っている」と回想。「今後も柔道を通して、恩返しができれば」と話した。

 ◇新井 千鶴(あらい・ちづる)1993年(平5)11月1日生まれ、埼玉県寄居町出身の27歳。小1で地元の男衾(おぶすま)クラブで柔道を開始。埼玉・児玉高では高3で全国高校総体優勝。12年4月に三井住友海上に入社し、13年のグランドスラム東京大会でシニアの国際大会初優勝。世界選手権は15年が5位、17、18年に2連覇し、19年は3回戦敗退。左組み、得意技は内股。1メートル69。

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