石川遼は初日「69」発進で「ちょっとずつ悔しいところが…」 フジサンケイC第1R

[ 2021年9月2日 14:49 ]

男子ゴルフ フジサンケイ・クラシック 第1日 ( 2021年9月2日    山梨県 富士桜CC=7566ヤード、パー71 )

<フジサンケイクラシック・初日>10番、前方を見つめる石川遼(撮影・西尾 大助)
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 石川遼(29=CASIO)は4バーディー、2ボギーの69でホールアウトした。この時点で首位とは2打差となっている。

 09、10年と大会連覇を達成した好相性の地。雨が降る中、10番パー4からスタートするとティーショットをフェアウエーに置き、第2打をピン右4メートルに寄せてバーディー発進した。1オンが可能な14番パー4ではティーショットを花道まで運び、第2打を寄せてバーディー。大粒の雨が降り続く中で「69」とスコアをまとめたが、「今日はドライバーもアイアンもちょっとずつ悔しいところがあった。明日、同じようなコンディションで来てほしいなと思う」と振り返った。

 石川がこの日のポイントに挙げたのは、ボギーを叩いた17番パー5の第2打だった。フェアウエーから240ヤードで超える右サイドのバンカーに打ち込み、アプローチも寄せきれずに4オン2パット。「1番悔しいですね。悔しいというか、悲しいというか。薄く当たっても超えると思っていて、正直、ケアしていなかったバンカー」と明かした。

 昨春に着手したスイング改造に取り組んでいる最中。17番を悔いた一方で試合を重ねるごとに、「自分の理想的な弾道はまだ打てていないが、ほんのちょっとのところだったりする。1年半やってきて飛ばない時や当たらない時もあったけど、苦しみながら徐々に自分の感覚や神経が通いつつある」という。前週は統合された20、21年シーズンでベストの2位で終えた。19年12月以来の通算18勝目へ、新たなスイングとともに残り3日間を戦う。

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2021年9月2日のニュース