木村 パラ競泳男子100平泳ぎ銀、3大会連続表彰台も金まで0秒56差に「ちょっと悔しいかな」

[ 2021年9月2日 05:30 ]

東京パラリンピック第9日・競泳 ( 2021年9月1日    東京アクアティクスセンター )

銀メダルを獲得し、笑顔の木村(撮影・木村 揚輔)
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 男子100メートル平泳ぎ(視覚障がいSB11)は木村敬一(30=東京ガス)が3大会連続の表彰台となる銀メダルを獲得した。自身7個目のメダルを手にし「記録にも満足していますし、(今大会)初めてメダルを獲れたのでホッとしています」と喜んだ。

 前半から攻めて50メートルをトップで折り返すと、オランダ選手との接戦に最後まで粘りを見せた。優勝まであと0秒56の差に「この種目で金メダルとは自分で思えていなかったので」としつつ「後から聞いたらちょっと悔しいかな」と苦笑いした。

 16年リオ大会は個人5種目に出場したが、今大会は3種目に絞った。8月30日の200メートル個人メドレーは5位に終わり「心配になったところもあったけど、100メートル種目は十分戦えると分かった」と自信を得た様子。出場4大会目で自身初の金メダルを目指す3日の本命種目、100メートルバタフライに向け「最後なので持てる力を出し切りたい」と意気込んだ。

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2021年9月2日のニュース