白鵬 12日初日の秋場所全休危機、宮城野部屋・北青鵬がコロナ感染

[ 2021年9月2日 05:30 ]

横綱・白鵬
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 日本相撲協会は1日、西十両12枚目の北青鵬(19=宮城野部屋)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。芝田山広報部長(元横綱・大乃国)によると、横綱・白鵬らが所属する宮城野部屋の他の力士らの検査結果は2日以降に判明する見込み。

 大相撲秋場所は12日に東京・両国国技館で初日を迎える。同協会はこれまで、本場所初日まで2週間を切った時点で陽性者が確認された部屋について、感染拡大防止のため全力士を全休とした。今回も同様の措置となる可能性がある。芝田山部長は「他の者が順次感染していたら、非常に厳しい状況にはなる」と説明した。

 モンゴル生まれの北青鵬は今場所が新十両で、初土俵から所要8場所のスピード昇進を果たした大器。同部長によると、1日に風邪の症状を訴えて陽性が確認された。幕内・石浦や十両・炎鵬も在籍する宮城野部屋は、白鵬の感染により1月の初場所を全力士が全休した。

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