賞金ランク1位・小祝は同2位・稲見との直接対決にも「いつも通り」

[ 2021年9月2日 14:51 ]

小祝さくら
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 女子ゴルフのゴルフ5レディース(賞金総額6000万円、優勝賞金1080万円)は3日から3日間、三重県四日市市のゴルフ5カントリー四日市C(6563ヤード、パー72)で行われる。

 2020年大会の覇者で賞金ランキング1位・小祝さくら(23=ニトリ)は2日、時折、雨が降る中、インコース9ホールを視察するなどして最終調整を終えた。

 「ディフェンディングチャンピオンではあるんですけど、初めて回るコースですし、あんまり……」

 ツアー通算2勝目を挙げた2020年のこの大会は岐阜県瑞浪市にあるゴルフ5カントリーみずなみCで開催された。自身初の大会連覇を果たすためには昨年とはまた違う戦略が必要になる。「グリーンが凄く大きいのでしっかりピンに。狙いどころを一点に決めて打っていきたい」と気持ちをゼロベースに戻しての挑戦になる。

 地元北海道でのホステス大会だった前週のニトリ・レディースは最大の武器であるショットの精度を欠いて11位。国内女子ツアー史上3人目の3週連続優勝はならなかった。この大会で優勝を飾った賞金ランキング2位・稲見萌寧(22=都築電気)との差も約215万円差に。今大会の賞金額は単独6位で240万円。成績次第では優勝を飾った2020年開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディース以来、守り続けてきた賞金ランキング首位の座を明け渡すことになるが「あまり賞金ランキングのこととかは考えてないです。まだまだ、試合はあるし、すぐ(情勢は)変わるから」とこれまで通りのほほん。

 3日の大会初日は稲見と同組で午前10時30分にアウトの1番からスタートする。過去14度ある2人の直接対決は小祝の7勝2分け5敗。「全く気にならないです。いつも通り普通にプレーしたいです」と笑顔。残り13試合。まだ、切迫感はない。

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2021年9月2日のニュース