日本パラ陸連・原田TD、東京パラの目標は「金メダルを4~5個」 新種目にも期待

[ 2021年8月19日 15:00 ]

 日本パラ陸上連盟は19日、オンライン会見を行った。東京パラリンピックまで、あと5日。原田康弘テクニカルディレクター(TD)は目標を「パラ陸上競技全体で金メダルを4~5個くらい。メダルの数は(金銀銅を含めて)2桁」と掲げた。

 銀メダル4個、銅メダル3個で、金メダルなしに終わった16年リオ大会から5年。原田TDが架け橋となり、日本陸上連盟と連携しながら強化してきた。トラック競技では健常者の大会に選手たちを出場させ、やり投げは日本陸連からアドバイザーとしてコーチを招へい。「リオ後に東京パラに向けて新たな取り組みをしてきた。日本陸連とパラ陸連が一体になった強化を重要視している」と語った。

 今大会の注目は、障がいの異なる男女4人がつなぐ新種目、400メートルユニバーサルリレー。バトンは使用せず、タッチで走者をつなぎ、男女の順番は自由に決めことができる。原田TDは「見どころは、走るパートごとに障がいが違うこと。タッチ―ワークが日本チームの強み。流れをつくっていければ面白いレースになる。メダルポテンシャルの一つとして強化してきた」と期待を込めた。

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