自転車・梶原悠未に和光市初の市民栄誉賞 五輪後は桃パフェで英気

[ 2021年8月19日 12:40 ]

和光市初の市民栄誉賞を受賞し、授与式に臨んだ梶原悠未(右から3人目)と母・有里さん(同4人目)、柴崎光子市長(同5人目)ら
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 東京五輪の自転車トラック女子オムニアムで銀メダルを獲得した梶原悠未(24=筑波大大学院)が19日、出身地の埼玉県和光市から同市初の市民栄誉賞を贈られ、同市役所で授与式に臨んだ。柴崎光子市長から賞状を手渡された梶原は「和光市からも温かい応援をいただき、力になった。(銀メダルの)悔しさをパリで晴らせるように金メダルを目指したい」と感謝と24年パリ五輪への思いを語った。

 あす20日には筑波大に戻り、オムニアムの第3種目であるエリミネーションレースに関する修士論文執筆の作業にも取りかかる。授与式に同席した母・有里さんとは、競技翌日に話し合って「同じ気持ち(パリ五輪での金メダル獲得)を確認した」(有里さん)といい、練習メニューの見直しにも着手。梶原自身も「弱みは持久力。3年間で克服していきたい」と話し、金メダル獲得への課題は明確だ。

 五輪バブルから出た後には、自分へのご褒美として「桃のパフェを食べました」。東京駅にある「フルーツパーラー果実園」で、旬の桃がたっぷりと乗ったパフェを楽しんだそうで、「桃が好き。甘くておいしかった」と目をうっとりさせた。

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2021年8月19日のニュース