10代アスリート 3年後のパリで再び輝きを 驚異的若さのスケボー女子に体操・橋本の連覇に期待

[ 2021年8月9日 05:30 ]

メダルを手に笑顔を見せる西矢(左)と中山(撮影・会津 智海)
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 今大会は10代アスリートの活躍が際立った。延期の影響で、次のパリ五輪は3年後。再びメダルラッシュが期待される。

 新競技のスケートボードの女子は、4人のメダリストのうち3人が3年後も10代という驚異的な若さだ。ストリートは13歳の西矢椛(もみじ)が日本史上最年少金メダルを獲得し、銅の中山楓奈は16歳。パークを制した四十住さくらは19歳、2位で日本最年少メダリストとなった開心那(ひらき・ここな)は12歳。競技全体の年齢層が若く、選考で代表入りを逃した有力選手も多くが10代だ。

 体操の個人総合と鉄棒の2冠、団体でも銀を手にした体操男子の橋本大輝は19歳だった。「キング」内村航平の後継者として連覇の期待が高まる。橋本とともに団体銀に貢献した北園丈琉(徳洲会)もまだ18歳で、雪辱の金を誓っている。

 卓球男子団体で銅を獲得した張本智和は18歳。シングルスではメダルを逃しただけに次に懸ける思いは強い。今大会は出場していないが、小5でシニアのワールドツアーデビューを果たした13歳のホープ・松島輝空(そら)も将来性抜群だ。
 飛び込み男子の14歳・玉井陸斗は、日本勢21年ぶりの入賞となる7位。3年後の飛躍に注目が集まる。

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2021年8月9日のニュース