五輪代表の稲見萌寧は2週連続の予選落ち「自信をつけるには結果を出すしかない」 資生堂L

[ 2021年7月4日 08:14 ]

女子ゴルフツアー 資生堂レディース 最終日 ( 2021年7月4日    神奈川県 戸塚CC=6570ヤード、パー72 )

<資生堂レディスOP・1日目(サスペンデッド組)>9番、イーブンパーでホールアウトする稲見(撮影・村上 大輔)
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 前日から持ち越された第1ラウンドの残りが行われ、東京五輪代表に決定後、初めての大会となった稲見萌寧(21=都築電気)は1バーディー、1ボギーのイーブンパー72で90位となり、決勝ラウンドに進めなかった。前週に続き2週連続の予選落ち。競技は悪天候のため2日連続で第1ラウンドが順延されたため、72ホールから36ホールに短縮されて賞金加算は規定により50%。70位タイまでの選手が決勝ラウンドに進む。

 1アンダーの暫定67位から残り4ホールを回った稲見だが、2ホール目の7番パー5でボギーを叩きスコアを落とした。最終9番で入ればカットライン上に浮上する約7メートルのバーディーパットはカップをそれ、悔しそうな表情を浮かべた。「残り4ホールだったので、そこから組み立てるのはちょっと…。その前の問題。調子の良くない感じだったりにしても、自信のなさが少し出て距離感が合わなかったり。そんな感じです」と振り返った。

 今後は国内ツアー全4試合に出場し、8月4日開幕の東京五輪に臨む。ここまで今年ツアー5勝を挙げている21歳は「めちゃくちゃ悪いという訳ではない感じですね。全体的にもっと練習して、自信をつけるには結果を出すしかない」と五輪までの残り4週間を見据えた。

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2021年7月4日のニュース