資生堂Lはセカンドカットを実施 首位に全美貞、1打差に勝ら8選手の大混戦で最終Rへ

[ 2021年7月4日 08:35 ]

女子ゴルフツアー 資生堂レディース最終日 ( 2021年7月4日    神奈川県 戸塚CC=6570ヤード、パー72 )

<資生堂レディスOP・1日目>10番、ティーショットを放つ全美貞(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 資生堂レディースは4日、競技成立を目指すためセカンドカットを実施することを発表した。これにより、2アンダー49位タイまでの67人が最終ラウンドを戦う。65をマークしている全美貞(38=韓国)が単独首位。1打差の2位タイには勝みなみ(23=明治安田生命)、鈴木愛(27=セールスフォース)、吉田優利(21=エプソン)ら8選手、2打差の10位タイには山下美夢有(19=加賀電子)ら8選手が続く大混戦となっている。

 この日行われた第1ラウンドの残りを終えて、決勝ラウンドには1アンダー68位タイまでの89人が進出。しかし、雨が降り続く天候状況や日没時間などを考慮し、36ホールの競技成立を目指してJLPGAツアー規定の「規定ホール数終了及び競技成立のために、決勝ラウンドの人数を減らすことができる」を適用することを決めた。セカンドカット実施は昨年8月のニトリ・レディース以来ツアー史上2度目。セカンドカットされた選手には、第1ラウンド終了時点の順位に応じた賞金が支払われる。

 大会は悪天候のため2日連続で第1ラウンドが順延されたため、72ホールから36ホールに競技短縮されて賞金加算は規定により50%。前日に第1ラウンドが行われたが、大雨でスタート時間が4時間遅れた影響で45人がホールアウトできずに日没サスペンデッドとなっていた。最終ラウンドは午前9時20分からスタートする。

続きを表示

2021年7月4日のニュース