マシレワが日本代表初キャップで変幻自在ラン エガちゃんポーズはお預け

[ 2021年7月4日 05:30 ]

ラグビーリポビタンDツアー2021   日本代表31―39アイルランド ( 2021年7月3日    ダブリン )

 日本代表初キャップのWTBセシミ・マシレワ(29=近鉄、フィジー)が持ち味の変幻自裁のステップを見せた。24―33の後半15分すぎ。アイルランドのキックを受けて、左サイドでカウンターアタック。スルスルとかわして途中出場のNo・8マフィにオフロードパス。そこからWTBフィフィタ、SH斎藤につながって華麗なトライが生まれた。31―33と詰め寄った。

 10―7とリードしていた前半26分には、相手フランカーのオマホニーの突進に吹き飛ばされ、逆転トライにつなげられる場面があった。しかし、試合を通してハイパントキャッチに強さを見せるなど、長所をアピールした。桜のジャージーに初めて袖を通し、「前半はディフェンスで苦しんだと、自分でも思っている。試合が進むにつれて、ボールの処理を含めて自信を持ってできた」と感想を口にした。

 所属チームの近鉄や、スーパーラグビーの日本チーム「サンウルブズ」でトライを決めた際には、風貌が似ているタレント江頭2:50の「エガちゃんポーズ」をしてきた。秋のテストマッチで、恒例のパフォーマンスを期待しよう。

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2021年7月4日のニュース