ナミビア　陸上女子五輪代表2選手　男性ホルモン基準値オーバーで400メートル出場不可に

　ナミビア・オリンピック委員会は2日、陸上女子の東京五輪代表2選手が、男性ホルモンのテストステロン値が基準を上回ったため400メートルに出場できなくなったと発表した。6月に世界歴代7位の48秒54をマークしたクリスティン・エムボマ（18）らで、200メートルに出場の意向という。

　世界陸連は薬などでテストステロン値を基準内に下げない選手に対し400メートル～1マイルでの国際大会出場を禁じており、キャスター・セメンヤ（30＝南アフリカ）も五輪2連覇中の800メートルに出場できない。